ソグネフィヨルドの観光の続きです。
フロム到着は、13時40分。フロム鉄道は、14時50分発で、ミュールダールへ移動し、その後ノルウェー国鉄でベルゲンへ戻ることになります。フロム鉄道の切符売り場へ行って見たら、私の乗る列車とその次の列車は、「売り切れ」表示になっていました。
フロムは観光スポットで、お土産屋さん、アウトレットなど買い物できる所が沢山あります。「クイーンメリーⅡ号」が寄港していることもあり、人で溢れていました。
アウトレットで、ノルウェー産のセーターが沢山置いてあり、気に入ったものがあり購入しました。価格は895クローネ(約13,500円くらい)でしたが、クローネの現金で払うというと怪訝な顔をされました。ノルウェーはカード社会ですから、高額の買い物を現金でするのはということだと思いますが・・・。
その場で、Tax-Free Refundの手続きをしてくれました。氏名、日本の住所、パスポート番号などを記載して、ユーロの現金で返金してくれました。いわゆる消費税は25%のようで、税金分が179クローネ含まれているので、それをユーロへ換算して、10ユーロちょうど現金で返金してくれました。
フロム鉄道は、14時50分発でしたが、出発の15分前に並び始めました。並ぶ所が2ヵ所あり、係員がチケットを見て振り分けていました。恐らく、私のようなナットシェルを使う観光客とその他の一般客ではないかと思います。
乗車が始まって分かったのですが、中央部の車両に、かなり沢山、「ミキトラベル」のステッカーが貼ってあり、いわゆる予約席の表示。日本人の団体ツアーのための席だったようです。
私は、先頭から2両目の右手窓際に席をとりましたが、結構空いていて、6人がけの所を一人で占領できました。何故か、私の乗った車両はガラガラでした。
フロム駅は14時50分定刻出発。最終のミュールダール到着は、5分ほど遅れ、ベルゲンへ戻る列車は、フロム鉄道を降りたと同時に到着で、ギリギリの乗り換えとなりました。列車の遅れの原因は、「クイーンメリーⅡ号」のエスカーションで戻ってくる乗客が遅れて、すれ違いの列車が遅延したことが原因のようです。さすが、「クイーンメリーⅡ号」ですかね・・・。
途中、急勾配を登りながら進んで行き、左右にはフィヨルドと同じように、切り立った山や絶壁から水が流れ、滝も何カ所か見ることができました。この鉄道を作るのはかなり大変だったのではないかと感じさせられました。フェリーと同じように、途中で、観光名所の案内がありましたが、今回は、日本語の案内はありませんでしたね。
途中、大規模なショース滝では、5分ほど列車が停車して、見学、写真撮影の時間がありました。ナカナカ素晴らしい滝というか水の流れでした。
このフロム鉄道は、観光路線ですが、途中人が住んでいる地域を通りますので、駅が8つほど設けられ、一般客の乗降があります。ミュールダール行きは、一番後ろの車両があてられているようでした。
ミュールダールから、ベルゲンまでは、ベルゲン急行という列車で、途中、ヴォスに停車。ミュールダール発15時56分、ベルゲン到着17時52分で、所要時間は約2時間。ナットシェル(周遊券)では、この区間だけ座席指定となっていましたが、確かに満席でした。オスロから乗ってくる人も多く、立っている人も出ていました。ベルゲンには定刻到着。
これで、ソグネフィヨルドの旅は終わりました。写真を沢山撮りすぎて後始末が大変そうです。
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