2011年6月1日水曜日

ライン川の渡船~ビンゲン/リューディスハイム

ドイツの旅になりましたが、続けます。

ケルンで、ケルシュビールを楽しんだ後、ケルンからリューディスハイムへ向かいました。リューディスハイムは、ライン川下りの拠点になっている街で、「つぐみ横丁」というワインレストランが集まっていることでも有名です。

ケルン駅で、トイレを探して、有料トイレを見つけました。(無料トイレは無いようです)入口は、1ユーロコインを入れて入る仕組みでしたが、1ユーロコインの持ち合わせが無くて、困っていたら、清掃している人が出てきて、コインの両替機を教えてくれました。荷物が大きいので、ゲートが通らないのを見て、別のゲートを開けてくれました。とても親切でした。

ケルンからは、通常、コブレツを経由して、リューディスハイムへ向かう、ライン川右岸の鉄道のルートがあり、それが本来一番近いのです。しかし、私が行った時は、工事運休で、バス代行運送になっており、時間が2倍近くかかることがコールされていました。
それで、ドイツ国鉄が正常に運行されているライン川の対岸、左岸のビンゲン・スタッド駅へ向かうことにしたものです。ケルン駅で購入したチケット(31ユーロ)は、スタンダードチケットなんですが、IC利用を申告したので、チケットに乗るICの下記の時刻が添付されていました。

 IC2011 ケルン中央駅15:18発→ビンゲン中央駅16:50着

ライン川の東岸、西岸の間には、橋が有るところが少なく、何カ所か、フェリーで、車や人で往来できるようになっています。ビンゲンもその一つで、対岸のリューディスハイムとの間にフェリーが運航されています。ただし、ビンゲンの場合、中央駅の近くからではなく、一つ先のビンゲン・スタッド駅(無人駅)から歩いて7~8分の所にフェリー乗り場があります。

IC2011は、ケルン中央駅を定刻より、5分ほど遅れ、15:23頃出発。タリスとは違い、2等の乗客は、半分位しか乗っていませんでした。途中検札が2回あり、ボン、コブレンツを経由して、ビンゲン中央駅には、定刻より3分程度遅れて到着。
ビンゲン中央駅は、ローカル線用のホームは別にあり、50mほど歩いて、3両編成2階建てのローカル列車に乗り継ぎ。
 
 MRB84149 ビンゲン中央駅16:55発→ビンゲン・スタッド駅16:57着

ビンゲン・スタッド駅に到着、乗り降りは私が以外は誰もいなくて。本当にローカル駅でした。駅から、歩いて川沿いの遊歩道へ。最初に会った家族連れに、フェリー乗り場を聞いて、荷物をガラガラ押しながら移動。
ここかなと思って見たら、ライン川下りのKDラインの船着き場、そこで聞くと、200mほど先との話。確かに、小さなフェリーが見えていて、急いで移動。フェリーに乗ろうとしたら、「切符は」と聞かれ、「無い」と答えたら、「あっちで買ってこい」との返事。切符売り場がちゃんとあったんです。その船員さんは親切で、「荷物は預かってやるから行ってこい」とスーツケースを預かってくれました。料金は、2.7ユーロで、午後5時20分発、約15分ほどで到着。

リューディスハイムの船着き場は、鉄道駅の正面。船着き場から、荷物をガラガラ押しながら、つぐみ横丁にあるホテル「リューデスハイマー・シュロス」へ。歩いてすぐなんですが、石畳の道路は、荷物を移動させるのに苦労します。
ホテル「リューデスハイマー・シュロス」は、今回の旅、最後の宿泊先で、ホテルと居酒屋を兼業しています。いわゆる「つぐみ横丁」のホテルです。予約は、ネットでしており、1泊朝食付き85ユーロでした。 ホテルのフロントへ着いて、「予約してありますが・・・」とまで言ったら、「Mr.○○○○」と返事が返ってきて、パスポートをちらっと見ただけで、ルームキーを渡してくれました。翌朝に分かったことですが、宿泊客は、私を入れて二人だけだったようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿