2011年6月1日水曜日

北欧への旅~オスロ/ムンク美術館



 今回のオスロは、美術館・博物館巡りとノーベル平和センターなどを見て回りたいというのが一番のポイントでした。交通機関乗り放題、美術館・博物館が無料で入場できるオスロパスがフル稼働の日です。

 朝7時過ぎに、宿泊先「ラディソン・ブルー・プラザ・オスロ」の朝食へ。大型ホテルとあって、団体客が多いが、日本人はほとんど見かけない。
 朝食のブッフェメニューは、結構豊富ですが、ベルゲンのラディソンに比べれば、多少レベルが落ちる感じ・・・。卵料理も、作り置きだけで、人が多すぎて落ち着かない雰囲気です。
 
 今日は、ムンク美術館を最初に、ビィクドイ地区の博物館巡りをして、最後は、ノーベル平和センターという結構、厳しい日程です。

 朝9時過ぎに、ホテルを出て、中央駅から、地下鉄でムンク美術館へ。オスロパス利用。オスロの地下鉄は行き先を確認するのが難儀で一苦労。地下鉄で、ムンク美術館の最寄り駅下車。表示が分かりづらく、何とか、団地の中を抜けて、ムンク美術館へ到着。開館前でしたが、日本人の夫婦や若い日本人の女性が結構きていて、並んでいました・・・。

 開館と同時に、オスロパスを見せて、バーコード付きの入場券と交換して貰い、ムンク美術館へ入館。大きな荷物は、地下のコインロッカーへ、料金は10クローネですが後で戻ります。


 ムンク美術館には、日本では「叫び」が有名ですが、ムンクの「生」と「死」、特に「死」に拘りを見せた絵画が沢山ありました。一見、明るくない絵画、人生を見つめ直す、感性と理性が問われる展示です。
 
日本人の若い女性を沢山見かけましたが、ムンクの「生」と「死」の世界をどう受け止めたのだろうか、とても気になりました。日本の社会も「生」と「死」の前触れにもなる「不安」と向かい合っていますから・・・。
 ベルゲンでは、時間が無かったのですが、ムンク美術館では、楽しみにしていたムンクの絵画を見て、「老いゆく」自分とどう向き合うかも考えさせられ、充実した時間でした。本当は、1日じっくり見たいとは思いましたが・・・。




 ムンク美術館に2時間ほどいて、外に出たら、ちょうどお昼。美術館の正面にもカフェがあり、結構お客さんが入っていました。時間が無いので、地下鉄駅へ戻り、中央駅までUターン。

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